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むくみと病気の大きな関係性


実はむくみが病気だった、なんてことも

むくみはただの水溜まり、そんなふうに思っていませんか?確かに間違ってはないのですが、そのむくみが病気のサインであることも稀にあります。なので、むくみができたら、放っておくなんてことはできません。ここでは、むくみと大いに関係のある病気についてみてみたいと思います。私たちが思っている以上にむくみは病気と深い関係にあります。




全身がむくみやすい方は特に要注意


むくみの感じ方は人それぞれですが、ほとんどの方は一箇所なり二箇所でとどまっています。これが全身のむくみとなるのと話はかなり深刻になります。「顔だけだから大丈夫かな」と思っている人もお腹や背中、手がむくんでいることがあります。気になる部位を指で20〜30秒ギューっと指圧して、離したときに指圧した痕がくっきり残っている場合は、その部位はむくんでいる可能性が高いです。


では、全身がむくむとどのような病気の可能性があるのでしょう?


  • 肝硬変
  • 急性心膜炎
  • 急性心糸内膜炎
  • うっ血性心不全
  • ネフローゼ症候群

といった病気である可能性が現在のところ指摘されています。


また、特殊な例としては「妊娠」のサインとなっていることもあります。




体の一部だけむくみやすい人もやや注意


全身がむくみやすい人は病気の可能性に要注意しなければなりませんが、体の一部だけむくみやすい人も注意が必要です。体の一部だけ、という場合に特に注視したいポイントは、“血管が浮き出ているかどうか”ということです。


血管が浮き出ている場合は、「下肢静脈瘤」の可能性があります。下肢静脈瘤は、血液が溜まってしまう病気のことで、静脈がコブのように膨らんでしまうのが特徴的です。むくみのほか、かゆみや熱感、重たさ、つりやすい、という場合に疑いがある病気です。


血管が浮き出ていない場合は、「静脈血栓症」の可能性があります。静脈血栓症は静脈の中で血液が固まり、深部の静脈の内腔を塞ぎこむ病気です。むくみのほか、熱感や痛みを伴い場合に疑いがある病気です。




2〜3時間で解消させるむくみはセーフかも?


むくみができやすい方でも、1〜2時間で解消される場合は病気の心配がほとんどありません。完全にセーフというわけではありませんが、そこまで大きな心配はいりません。むくみが出やすいと思ったら、むくみが継続する時間を計測してみましょう。例えば、朝にむくみを感じやすいのであれば、起床後2〜3時間後はどのようになっているか様子をみてみる、夕方にむくみを感じやすいのであれば、むくみを感じ始めてからどのぐらいで解消できるか様子をみる、といった感じです。







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